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オレゴンまでの“遠い”道のり

10月1日にシアトルに到着。そこから更に国内線でパスコまで行く。1時間弱だが、30人ほどのプロペラ機で、すこぶる不安だった。トーナメントエリアであるコロンビアリバーを眼下に見ながら飛んでいく。広大や景色とコンビアリバー。気持ちは高ぶっていくが、オレゴン州までいかねばならない不安はぬぐえない。

午後2時、パスコに到着。レンタカーの手続きを行い。いざ車へ。まずは、サイドブレーキやライトなどの扱いをチェック。少し駐車場内で練習し、いざ出陣。ちなみに、この当時、ナビゲーションシステムは標準装備されていない。助手席に地図を置いて出発。まずはコンビアリバーを渡るべく南下する。つもりだったが、いつまで走っても川がない。引き返して空港からもう一度やり直し。今度は橋を渡ることができた。実は、もうそれはフリーウェイの上だった。

標識やEXITのサインがあるが、いったいどっちへいったらよいのか?「オレゴン」という標識は当然ながら無い。フリーウェイを一周し、再び空港付近までもどってしまう。「こえ~よ~」と呟くも、誰も助けてくれやしない。地図で行き先の地名を確認しながら、慎重に南下していく。南下するフリーウェイにのったらあとは一直線。再びコンビアリバーを超えたらそこがオレゴン州だ。走り続けること50分。

コロンビアリバーを超え、そこでCROSS ROADというバーレストランが併設したガソリンスタンドがある。アメリカ映画でよく見るガソリンスタンドのあれだ。見るとバスボートを引いているトラックが見えた。僕は、吸い込まれるように入っていった。そのバーレストランのレジで、フィッシングライセンスがほしいというと、隣の売店で買えるとのこと。「やったー」という気分だ。さっそく売店に向かいライセンスを買うことに。

ライセンスを買うために必要なのは、住所と電話番号と社会保障番号。僕は外国人なので、アメリカに住所はない。レジのオジサンも戸惑っている。オジサンは、ソーシャルセキュリティカード(社会保障カード)を見せろという。僕は、旅行客なので持っていないというと、それでは無理だという。このやりとりをしていると、ひとりのバスアングラーが入ってきて、「どうしんたんだ?」と声をかけてくれた。

コンビアリバーのトーナメントに出るために日本から来たこと、そしてライセンスを購入するために社会保障カードを求められていることを伝えた。彼が、オジサンにはなしをつけてくれ、オジサンは、どこかに電話で確認をとりながら、何とかパスポートと宿泊先の住所でなんとか買うことができた。プラクティスと本番で6日間。3日と4日のライセンスを買って、$40ほどだった。

助けてくれた彼は、ナイトロチームのマイク・ボールドウィン。彼は、僕が一人でトーナメントに出るために来たことに少々驚いていた。その一連のやり取りを後ろで見ていた現地の若者が、何しに来たんだ?と野次を入れる。彼が、トーナメントの説明をしてくれ、僕が日本から来たことを説明してくれた。その若者は、「こんなとこまで、釣りしに?クレイジー!?」と嘲笑していた。 帰りの道のりは比較的慣れてきて写真をとる余裕もできた。マイクの車が手を振って横を通りすぎていく。

オレゴン州からの帰路。運転中に激写