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カリフォルニア・デルタ再考

カリフォルニア・デルタは、非常に興味深いフィールドだった。その広さ。そしてバリエーション。入り組んだクリークは、タイダルによって流れが変わり、そしてロックエリア、ベジテーションエリア、マンメイドエリアとストラクチャーも様々だ。

マークがクリークを中心し組み立てたのに対して、ボビーはスプレッドエリアを中心に組み立てた。方やリバータイプフィッシング、方やレイクタイプフィッシングという感じだ。同じフィールドでありながら、まったく異なるフィールドで釣りをしているかのような錯覚すら覚える。

さらに突出していえるのは、全体的な水深が浅いということだ。深いところで13フィート程度だ。浚渫やブレイクなど大きな変化も少ない。つまりバスはどこにでもいられる訳だし、その中でどのファクターに重点を置くかによって結果も大きく異なってしまう。

だから余計に釣りを難しく、また面白くするのだ。ボビーがトップにこだわり続けた理由もそこに尽きるはずだ。どんなに炎天下であろうともバスは13フィートよりも深く潜ることはできない。ボビーは、ウィードにしか涼を得ることができないエリア、つまりスプレッドエリアを敢えて選択し、そのわずかなシェードにつくバスを狙っていったのだ。水深が浅いため、トップに充分反応でき、ウィードレス効果も高い。つまり効率的なのだ。一見アタリが少なく非効率に感じてしまうが、エリア、状況を加味すると効率的な攻め方だといえる。

マークのパターンは、クリークをタイダルに合わせて釣っていくパターン。これも間違いではない。なぜなら流れがあることにより魚は活性があがるためだ。しかしながら今回の印象では、魚影が薄すぎる感があった。1クリークを流していって、30cmクラスを数匹。運がよければグッドサイズが来るといった感じだ。それであるならば、クリークのグッドスポット(レイダウンやインターセクション)をランガンした方が、効率的でグッドサイズがとれたと思う。マークがそのパターンでガイドしたのは、サイズよりも数を出したかったからかもしれない。

いずれにせよまったくと言っていいほど、結果は異なることとなってしまった。そしてまたしても常識を覆されてしまった。炎天下での水の動きがないシャローエリアでのトップフィッシング。これが爆発したのだ。このパターンは、必ず日本のフィールドにも当てはまるはずだ。広いシャロー、そしてウィードのシェード・・。

今回のデルタ釣行は、運よく二人のまったく異なるガイドを受け、まったく異なる結果となった。この経験は、自分自身にとって更なる糧となったことを確信している。「経験は力なり」。まさに、ゲームフィッシングには外せない言葉だと痛感した釣行であった。

いろいろとお世話になったマーク夫妻、そして豪快な釣りを見せてくれ最後には湖にはまり楽しませてくれたボビーに改めて御礼を言いたい。マークの奥様のリサと娘のカサンドラと一緒に、マークの家でバーベキューをごちそうになり、いろいろとお世話になった。こうした出会いがあるのもアメリカ参戦の楽しみの一つだ。しかし、家や庭の広さに驚愕した。。 庭は、近所の小さい公園くらいあったぞ。。