カーボン素材とグラス素材を比べた場合、カーボンの軽さ、感度に対して、グラスは柔軟性。巻物を行う際にも、軽さや感度も重視されるべきだが、グラスの柔軟性に重きをおく選択がなされてきた。
カーボン素材でグラスの柔軟性を実現できたとしたら、カーボンの優位性を活かした巻物ロッドを実現することができる。それは理論上は可能だ。カーボンにはトン数があり、それにより高弾性や中弾性、低弾性があるが、単に低弾性だけで組み上げてしまえば、カーボンの良さを発揮できずカーボン素材を使う意味がなくなってしまう。
弾性の異なるカーボンを、どうカットし組み合わせるか。それがカーボン素材による巻物ロッドの成否を分ける。それには、ロッドとしての在り方を理解したうえで、それぞれのカーボン素材をどう扱うべきかがカギになる。
ロッドとしての有り様とカーボン素材の特性を知り尽くしているからこそ実現できること。カーボン素材を使用した巻物ロッドには、その叡智が存分に発揮されている。










